クラウドファンディングに初挑戦します(致道博物館 再始動プロジェクト)

「致道博物館 再始動プロジェクト」とクラウドファンディングの実施について
重要文化財 旧西田川郡役所の大改修リニューアルと再公開を目指します 

このたび致道博物館では、閉鎖中の重要文化財 旧西田川郡役所の再公開に取組むため、クラウドファン ディングに初挑戦いたします。

旧西田川郡役所は、1881(明治14)年に創建され、明治天皇の東北巡幸に際して行在所(宿舎)として利用された由緒ある建物です。明治時代初期の擬洋風建築の特徴がよく表れており、重要文化財に指定されています。当館には、1972(昭和47)年に移築保存され、常設展示室として活用しています。

これまでにも自然災害で被害を受けるたびに修理を行って維持管理に努めてまいりましたが、2019(令和元)年の山形県沖地震により災害復旧と応急的な耐震補強の工事が必要となりました。2020年より災害復旧事業に着手し、2021年6月からは常設展示を中止して工事を行いました。

当初、壁面の展示ケースなどを解体撤去したこともあり、工事終了後の2022年6月より展示改修を行い、同年秋頃の再公開を予定しておりました。ところが、コロナ禍による入館者数激減などの影響が大きく、改修費用の捻出ができずに閉鎖したままの状態が今も続いております。

そのため、クラウドファンディングにより広くご支援をいただくことで旧西田川郡役所の大改修リニューアルと再公開を目指す「致道博物館 再始動プロジェクト」を立ち上げることといたしました。第1目標金額は1,000万円、目標金額を上回った場合は、当館と地域の魅力を伝え、資料·作品に配慮した 環境整備や各種公益事業の充実のために、大切に使わせていただきます。

致道博物館の新たな取組みにご理解とご支援をいただきますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

※ダウンロード:リーフレットpdf「致道博物館 再始動プロジェクト」

 


 

クラウドファンディングについて

ご支援の募集期間
開始2023年12月11日(9:00)〜終了2024年1月31日(23:00)

ご支援の使いみち
① 時計台のある白亜の擬洋風建築。壊れた時計を修理し、時を刻む。
② 日本を代表するドールハウス、世界が驚くアンティークのミニチュア洋食器を常設展示。
③ 発掘された貴重な考古資料から、庄内の歴史を 見つめ直す。

ご支援の方法(3つの窓口があります。どの方法でもご支援いただけます!)
❶ WEBサイトREADYFORから支援する。
❷ 銀行口座に振込んで支援する。※必ず当館にお申込みのご連絡をお願いいたします
❸ 致道博物館の受付で直接手続きして支援する。

 

事業内容やご支援の詳細は、下記のサイトをご参照いただくか致道博物館へ直接お問合せください。
https://readyfor.jp/projects/chido